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天に代わりて不義を討つ

歴史修正主義に反対します。難しいことをやさしく、わかっていると思うことを深く追求して書きます。議論を通じ、対話を通じて真実を求めます。

橋下、海外に向けでもごまかし、すりかえ(1)

橋下氏 外国特派員協会で会見 

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2443586 

 

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 橋下氏は26日、「私の認識と見解」と題した文書を公表し「慰安婦の利用を容認したことはこれまで一度もない」などと釈明。 

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全文書き起こしから徹底検証してみますね。 

 

>今回、私がした発言のひとつの「ワード」が抜き出されて報道されたのが、今回の騒動の原因です。 

 

報道がワードだけ切り出した事実はない。「慰安婦が必要なのは誰でもわかる」とセンテンスで報道された。誰でもわかるというのは自分のみならず、他の人もわかるという意味である。単純な文章だから、翻訳するのも簡単だし、間違いようがない。市長は確かに「慰安婦が必要なのは誰でもわかる」と言った。 

 

 

>私の本意とは正反対の受け止め方、すなわち女性蔑視である等の報道が続いたことは、痛恨の極みであります。 

 

他のところでは 

 

>性の対象として女性を利用する行為そのものが女性の尊厳を蹂躙する行為です。 

 

と言っている。沖縄の米軍司令官には、法律で認められている性風俗を利用することを勧めた事実がある。とすると米軍に女性の尊厳を蹂躙するよう進言したことになるな。 

 

>誤解しないで頂きたいのは、旧日本兵の慰安婦問題を相対化しようとか、ましてや正当化しようという意図は毛頭ありません。他国の兵士がどうであろうとも、旧日本兵による女性の尊厳の蹂躙が決して許されるものではないことに変わりありません。 

 

 

このセンテンスは巧妙なすり替えだ。慰安婦をひどい目に合わせた責任は「日本軍兵士」にあるのではない。慰安所を設置し、慰安婦を連行し、監禁し、性労働を強制した責任は当時の軍中央と日本政府にある。その地位は現在の日本政府が受け継ぐ。橋下は日本政府の罪を当時の日本軍兵士になすりつけているのだ。 

 

>過去の歴史のみならず今日においても根絶されていない兵士による女性の尊厳の蹂躙の問題の真実に光が当たらないことは、日本のみならず世界にとってプラスにならない、という一点であります。 

 

これもごまかしだ。日本政府は今も、日本軍元慰安婦のみなさんに対して心からの謝罪と補償を行なうこと拒否している。これを行なうことこそ、日本のみならず世界にプラスになる。日本はあれだけひどいことをやってもうやむやにすることができる、となれば、世界各国の軍隊がふたたび慰安婦のような凶暴な事件を起こす危険が残る。 

 

日本だけが非難されているというのはウソだ。各国の軍隊の性暴力はその規模や悪質度に応じて非難されてきたし、今も非難されている。しかし、国が兵士に対して性暴力を組織的に行使できる慰安婦制度を企画し、大規模に実行した点では日本が最も突出している。

戦時における性暴力一般として見るならば、より悪質で、大規模で、組織的な事例からなくしていかなくてはならない。日本は加害国としてまず、自らの問題をきちんと解決することが先決であり、世界各国の、それも、兵士の売春とか、戦時性暴力をどうなくすか、などに話を広げてはならない。 

 

橋下、徹底的な欺瞞作戦。